蘇州生活
蘇州出張赴任旅行の手引き

知られていない出国前の準備

運転免許証の更新

「期限前更新」というものがあ ります。
海外にいた事が証明できれば、期限切れ後でも通常の更新手続きが可能と言われてもいるようですが、
長期 にわたり海外移住が確定している場合は、こちらが筋道のようです。

手続方法は、通常とまったく同じ。
試験場に行き、「期限前更新」であることを伝えて、いざ、講習に望むのみです。
ただし、この場合、
1年間の免許期限が残っていたとしても、講習を受けた日から新しい免許の有効期限が算出されますので、
残っている期間は消えてしまいます。

国民健康保険と住民票

海外への転籍と、住民登録を消した場合(住民異動届)、国民健康保険 には加入できなくなります。
出張等で日本国内に戻ってきた場合には、保険証なしで病院に行くか、
都度、住民票と国民健康保険の 加入手続きが必要となります。
ちなみに、住民票と戸籍とは異なるため、
住民登録を消しても、もちろん、戸籍は残 ります。

海外への移動の場合の取り扱い

海外への住民異動届の場合には、未来の日付で申請が可能。
つまり、12月31日の飛行機で海外移住する場合には、12月31日の日付で申請を行うことにより、
それまでの間は、保険証や住民票の受け取りが可能になります。
申請の際に、保険証の返却封筒を渡され、これにより返却を行います。

国民年金

住民登録を消してしまった場合でも、「国民年金への任意加入」をすることができます。
海外への移住時の間も、年金の受け取りに必要な、加入期間として積算してもらえます。


予防接種

必要な予防接種は、病院によっても見解が異なるため、
私が受けたものについてご説明します。

A型肝炎
・・・ 経口感染。日本では16歳以上で接種可 能。
     40歳以下では、ほとんどの人が免疫を持っていないと言われています。(3回の接種が必要)

B型肝炎
・・・ 血液感染、重度の劇症肝炎になってしまうと死に至るケースもあります。(3回の接種が必要)


破傷風
・・・ 子供のときに、3種混合(破傷風、ジフテリア、百日咳)を接種していたため、1回の接種で済むと言うことでした。


狂犬病
・・・ その名のとおり、動物との接触や噛まれた場合に感染の危険があります。
     日本では40年ほど、症例がありませんが、中国の山岳部に行く場合には、必須になるかも。
     日本ではワクチンが定期的に入手できないことが有るので、事前にワクチンの有無を確認してから、
     病院に行きましょう。(3回の接種が必要)

日本脳炎
・・・幼少期に必要回数を接種していたため、今回は接種しません でした。

幼少時に受けた予防接種は、母子手帳で確認しましょう。
また、抗体検査を受けてから、予防接種を受けるのも一つの手です。
A 型肝炎、B型肝炎、狂犬病のように、3階の接種が必要な場合には、2回目の接種と3回目の接種を
6ヶ月以上あけるように病院から進められることもあり、時間に余裕を持って行いましょう。
万が一、日本国内で受けられない場合も、中国の病院で接種が可能です。



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